第八回 東京大薪能 〜能は世界をむすぶ〜

TOKYO MXテレビ 2005年9月24日放送 あらすじ

 

第8回 東京大薪能 in お台場

深見東州・活動の歴史DVD テレビ放送シリーズ23 たちばな出版
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「能楽」は、およそ600年にわたる長い間、日本固有の歴史観、芸術観、宗教観、価値観、人生観など、日本人の精神構造の根幹となる思想を軸に、様々な演目が作られ上演されてきました。そして、今ヨーロッパ、アメリカなど、西欧文化圏からの人々からも注目が高く、能楽研究や能楽鑑賞などに勤しむ人たちが、増えています。

 

 

こうした中、創立以来海外での日本文化の紹介に取り組み、数多くの能楽公演を成功させている、NPO法人世界芸術文化振興協会(IFAC)では、毎年「宝生流」の薪能を東京都内で上演し、能楽に関心のある人達のために無料公開しています。

 
番組では、2005年8月10日、東京お台場テレコムセンターで開催された、「第八回東京大薪能」を中心に、IFACがニューヨーク・メトロポリタン美術館、国連前広場、エジプト・スフィンクス前などで開いた、薪能の実景を交え、そのときの反響などを紹介します。また、IFAC名誉会長で、カンボジア王国副首相サムデック・ノロドム・シルブッド殿下からの、メッセージなども紹介しています。日本の伝統芸能「能楽」を通じて、多くの人たちに、どのような形で日本文化を発信することが出来るかを探る番組です。

エジプト大使館 エルサディック氏挨拶

エジプト大使館のエルサディック氏の挨拶から始まりました。

 

エルサディック氏

「2001年、エジプト初の能公演がスフィンクスとピラミッドの前で行われたことは私たちエジプト人にとって大変幸せでした。スフィンクスとピラミッドはご存知のとおり世界文化遺産です。)」 

 

かつて一度も行われたことのないエジプトでの能公演が実現したのは、2001年6月のことです。ギザのスフィンクス前に舞台が設営されました。この公演はエジプト政府の全面的な協力によって現実したものです。

能『忠信』

能『忠信』 

 

シテ(佐藤忠信): 渡邊荀之助 

ツレ(源義経): 和久荘太郎 

ツレ(従者): 川瀬 隆士/金森 隆晋 

ツレ(法師): 高橋 憲正 

ツレ: 亀井 雄二/東川 尚史/藪  克徳/ 内藤 飛能/金森 良充 

 

笛: 寺井 宏明 

小鼓: 幸  信吾 

大鼓: 柿原 光博 

太鼓: 徳田 宗久 

 

後見: 宝生 和英/山内 崇生 

 

地謡: 小倉 敏克/広島 克栄/辰巳満次郎/小倉健太郎/ 

小倉伸二郎/辰巳 孝弥/澤田 宏司/辰巳大二郎

 

狂言『樋の酒』

狂言『樋の酒』 

 

太郎冠者: 山本 則直 

主: 山本泰太郎 

次郎冠者: 山本 則俊 

後見: 山本 則重

 

半能『鞍馬天狗』

半能『鞍馬天狗』 

 

シテ(天狗): 深見 東州 

ツレ(牛若丸): 辰巳大二郎 

 

笛: 寺井 宏明 

小鼓: 幸  信吾 

大鼓: 柿原 光博 

太鼓: 徳田 宗久 

 

後見: 辰巳満次郎/山内 崇生 

 

地謡: 小倉 敏克/広島 克栄/小倉健太郎/小倉伸二郎 

辰巳 孝弥/澤田 宏司/金森 隆晋/川瀬 隆士