オペラ「リゴレット」 in ジャパン

TOKYO MXテレビ 2006年10月21日放送 あらすじ

 

オペラ「リゴレット」

深見東州・活動の歴史DVD テレビ放送シリーズ27 たちばな出版
深見東州・活動の歴史DVD テレビ放送シリーズ27 たちばな出版

NPO法人世界芸術文化振興協会(IFAC)が主催するオペラとして、「聖徳太子」「元禄のトラビアータ」「大正時代のボエーム」「雛祭りのフィガロの結婚」に続いて、5回目にあたる今年は、ジュゼッペ・ヴェルデイの名作「リゴレット」が登場します。


IFACでは、芸術・文化の振興、国際交流を活動の主眼にしているが、今回も音楽の美しさをそのまま伝えるために、音楽と歌詞はオリジナルのイタリア語で歌い、物語の時代背景と登場人物は日本に設定。主役のリゴレットも原作の宮廷道化師から、大名に仕える狂言師として登場します。さらに、物語の軸になっている犠牲・呪い・復讐といったおどろおどろしい情念を、和の風景の中に置き換え、花鳥風月の中で昇華させ、救いのある世界へと誘っていきます。
また、今回オーストラリアン・オペラ・スタジオから、イリアナ・ボドナラスがマッダレーナ役で、中国国立歌劇舞劇院から劉月明がスパラフチーレ役で参加、国際色豊なステージを見せました。


 番組では「リゴレット in ジャパン」のスタッフ顔合わせから、リハーサル、ゲネプロ、舞台製作そして本番と、今年のIFACオペラが上演されるまでの過程を追い、スタッフがオペラにかける情熱を紹介。また、今回主役リゴレットを演じるIFAC会長深見東州氏をはじめ、主な出演者やスタッフにインタビューをおこない、日本文化にこだわるオペラ上演の意欲を聞きます。

第1幕

ジルダをさらうのは、なんと忍者たち。これも深見東州のアイディアで実現したのです。この徹底したこだわりは、日本人の観客はもちろん、海外のオペラ通のお客様まで、驚きと感動でうならせ、楽しませました。

 

第2幕

第2幕終幕。
 激情的な二重唱で幕となります。
 ここでは、普通は2人が退場するだけの場面であるが、深見東州は、この幕 切れで、能の決意を表す型を決め、一枚の絵のような、素晴らしい幕切れとなりました。

 

第3幕

 ジルダは、愛する公爵に対する許しを請い、「天国のお母様のそばで祈ります」と歌います。
 救いようのない結末も、日本文化で咀嚼すると必ず救いがあるはず......。
 深見東州の情熱は、全く新しい結末を生んだ。鳥かごから抜け出して、自由になった小鳥のように。まるで、月の世界に帰っていくような、幻想的なラストシーンが生まれたのでした。